Berry Data(ベリーデータ)のBRYトークンの概要とイールドファーミングのやり方

Berry Data(ベリーデータ)の概要

Berry Dataは、2021年3月12日に立ち上がったBSC(Binance Smart Chain)で価格フィードを提供する、分散型オラクルネットワークです。Flare Networkで言うフレアオラクル(FTSO)に該当します。ブロックチェーンにおけるオラクルとは、外部データの情報源を検証して橋渡しを行うレイヤーを意味し、DAppsのスマートコントラクトに外部情報を提供する、サードパティーによるサービスを指します。一般的にトークンの価格データなどの取得に利用されますが、DeFiの世界ではボロウイングにおける自動清算処理の担保資産の評価にも利用されている為、非常に重要な役割を負っています。従って、今度DeFiを利用するにあたり、分散型オラクルの仕組みを理解しておく必要があります。

Berry Dataの分散型オラクルネットワークは、マイナーにデータを提供する度に適切なインセンティブを与え、オフチェーンデータを照会するDAppsのためのインフラを提供します。Berry Dataのチームは、BSCで最も広く利用されるオラクルを目指しており、メインネットの立ち上げ後、すべてのデータフィードが180日間に渡って無料で提供されています。現在、PancaksSwap、BakreySwap、Tenet Farm、Helmet.insure、BSCEX、BSC.Toolsx、BSCstarter、Zenfuse、WaultFinance、CoinGecko、CoinMarketCapなどとパートナーシップを結んでおり、今後の料金体系に関しては2021年の第2四半期に発表される予定です。なおチームは6名のメンバーで構成されており、主要メンバーにIRISnetやKucoin出身者がいます。

エコシステムには、以下の4つの主要コンポーネントがあります。

  1. マイナー:インフレ報酬を使用して、データを提出する毎にインセンティブが与えられます。更新するデータの種類は、各クエリに割り当てられた報酬の合計に基づいて選択されます。
  2. DApps&データユーザー:BRYトークンをサービス料として支払うことで、最新のデータフィードにアクセスする事が出来ます。マイナーにインセンティブとして報酬を提供する事で、既存のデータフィードとは別に追加のデータ/価格フィードをリクエスト出来ます。
  3. データフィード:ベリーのスマートコントラクトは、3分毎に最も資金が集まった上位のデータタイプをグループ化し、マイナーが解決すべきProof-of-Work(PoW)の計算問題を作成します。PoWの計算問題を解いたオフチェーンのデータポイントを提供する先着5名のマイナーには、新たに発行されるトークンと特定のデータリクエストに対する累積サービス料が与えられます。
  4. デポジット&リワードシステム:Berry Dataの主要なセキュリティレイヤーは、PoWプロセスで提供されるセキュリティだけではありません。マイナーがPoWプロセスに参加するために必要なBRYトークンのデポジット(ステーク)を介して提供されます。BRY保有者が異議を唱えるデータを提出した場合、マイナーはこのステークを失うリスクがあります。
2021年のロードマップと展望

Berry Dataは、今後数か月以内にオラクル製品を改善し、BSCのエコシステムに専念してパートナーシップを拡大します。短期ロードマップは以下の通りです。

2021年Q1
  • Berry Dataオラクルのメインネットのスタート。
  • マイナーツールがリリースされ、マイナーはベリーオラクルでデータフィードを提供することにより、BRYトークンの報酬やサービスチップを獲得することが出来ます。
  • BSCのDAppがベリーオラクルと簡単に連携することで、チェーン上の価格フィードに簡単にアクセスし要求出来る、データフィード「プラグイン」ツールがリリースされます。
  • より戦略的なパートナーの構築。
2021年Q2
  • 更新されたBerry Dataスマートチェーンは、データ選択の重要なコンポーネントとして、マイナーとデータソースの評判と実績を考慮に入れます。評判の良いマイナーと優秀な情報源には、追加のボーナスが与えられます。
  • Dispute Center(紛争解決センター)が開設され、すべてのBRYトークン保有者がエラーデータを監視し、異議を唱える事が出来るようになります。紛争を成功させた人には、莫大な報酬が与えられます。
  • オンチェーンデータフィードにアクセスするために、Berry Dataを介してより多くのパートナーが参加します。
2021年Q3
  • ETHのメインネットが立ち上げられます。
  • より大きく強力なBerry Dataエコシステムを構築し、オラクル製品を磨き続けます。
セキュリティと監査

Berry Dataは、2021年3月1日から公式サイトで流動性マイニングを提供するにあたり、第三者のサイバーセキュリティベンダーであるCertiKとパートナーシップを結び、セキュリティ監査を受けています。監査レポートとセキュリティ状況の詳細は、コチラで確認する事が出来ます。

評判の高い監査済みのプロジェクトであっても、スマートコントラクトに資金を預けることは常にバグや虚弱性のリスクを伴います。CeFiとDeFiは異なります。資金はCeFiと併用して運用し、失っても良いと思う金額以上は、絶対に預けないようにしましょう。

ベリートークン(BRY)の概要

Contract Address:https://bscscan.com/token/0xf859Bf77cBe8699013d6Dbc7C2b926Aaf307F830

Berry Dataには、ガバナンストークンであるBRY(BEP20)があります。トークンはDeFiエコシステムを強化し、BSC上にオープンソースのオラクルプラットフォームの構築を推進するように設計されています。現在トークンはDEXのPancakeSwap、Bsctools、LaunchZoneSwapX、CEXでは、HotBit、OpenOcean、MXC、 Gate.ioにリストされています。

以下、トークンには4つの主要なユースケースがあります。

  1. Berry Dataフィードへの支払い:トークン保有者は、Berry Dataを利用出来るだけでなく、ライブデータストリームや特定のデータへアクセスする事も可能です。
  2. ガバナンス問題への投票:プラットフォーム上のガバナンス変更を提案するには1,000 BRYが必要です。議決権はステークホルダーに委任する事が出来ます。
  3. ステーキングによるデータ検証:BRYトークンをステークすることで、既存のオラクル、スクレーパー、メソドロジーなどの検証にインセンティブを与える事が出来ます。
  4. ベリーエコシステムの構築:Berry Dataには総発行数の16%が割り当てられたエコシステムファンドがあります。この資金はチームが管理し、ベリーの技術開発、パートナーシップ、投資家の育成などのエコシステム構築に活用されます。
ベリートークン(BRY)のアロケーション

BRYトークンの総発行数は、12,500,000 BRYになります。2021年2月16日に行われたPancakeSwapのIFOでは、総発行数の16%にあたる2,000,000 BRYが割り当てられました。IFOでは1BRYあたり0.5ドルで販売され、1,000,000ドルの資金調達が行われています。当時18,760倍のオーバーフローが発生し、PancakeSwapで行われた最大規模のものになりました。

その他のトークンの内訳は、オラクルネットワークのマイナー報酬が40%、流動性マイニングのインセンティブに15%、エコシステムの構築を目的とするファンドが23%になっています。このファンドは、初期のリストキャンペーンおよびプール作成に7%、残りの16%は今後2年間に渡って四半期毎にリリースされ、エコシステム構築の為に活用されます。最後に、チームには6%が割り当てられ、こちらも権利確定付きで2年間に渡って四半期毎にリリースされます。以下、アロケーションの詳細になります。

アロケーション割合
IFO(PancakeSwap)16%2,000,000 BRY
マイナー報酬40%5,000,000 BRY
流動性マイニング15%1,875,000 BRY
初期
エコシステムファンド
7%875,000 BRY
エコシステムファンド16%2,000,000 BRY
チーム6%750,000 BRY
エコシステムファンドの使い道

Berry Dataには、総発行数の23%(初期7%+残り16%)が割り当てられたエコシステムファンドがあります。この資金は基本的にチームが管理し、以下のようなエコシステム構築の為のインセンティブとして利用されます。

  1. トークンの保有
  2. データ収集と検証
  3. 技術開発と新しいオープンソースのDApps
  4. ガバナンスへの参加

Berry Data(ベリーデータ)のオラクルとは?

Berry Dataは、オフチェーンのデータポイントの価格をDAppsが要求し、マイナーがオンチェーンのデータバンクにその価格を追加することを競うオラクルのシステムです。マイナー達は、Berry Dataにおけるデータ提供者になります。

具体的には、データの提出はマイナーがPoWの課題に回答し、勝者がベリーのオンチェーンデータフィードにデータを提出する、競争プロセスによって行われます。このデータには、BSCのすべてのDAppsがアクセス出来、データバンクへの入力はステークドマイナーのネットワークによって保護されています。Berry Dataには暗号経済的なインセンティブメカニズムが導入されており、マイナーによる正直なデータ提出には報酬を与え、悪質な行為にはペナルティを与えます。このシステムの実現する為に、Berry DataのガバナンストークンであるBRYと紛争メカニズムが導入されます。

2021年3月25日現在、Berry Dataのオラクルネがットワークには約40のマイナーが参加しています。そのうBerry Dataチームによるものは、オラクルの動作の為に最低限必要な5つのみです。チームのマイナー報酬は、毎週TX料金の費用をカバーした後燃やされます。なお、2021年4月8日に行われたガバナンス投票により、ホワイトリストに登録されたマイナーのみがデータ送信が可能になり、当初予定されていた各ブロック毎のマイナー報酬は、マイナー報酬(40%)、BRYステーキングプール(40%)、Burnプール(20%)の3分割に変更されました。Burnプールに割り当てられてトークンは、毎週月曜日に燃やされます。

もし、あなたがマイナーになりたい場合は、こちらのページで確認する事が出来、ホワイトリストに登録する必要があります。

以下、オラクルのワークフローになります。

  1. データリクエストの提出:ユーザーがベリーデータにクエリを提出すると、マイナーが他の提出物よりもこのクエリを選択するようにインセンティブが与えられます。同じデータを欲しがっている他のユーザーが料金を支払うと、マイナーによる選択のインセンティブがさらに高まります。
  2. マイナー達が作業を開始する:マイナーは、PoWソリューションとオフチェーンのデータポイントをSeer Contractに提出します。Berry Dataのコントラクトは、送られてきた値を選別し、5つの値を受け取るとすぐに公式な値(5つのうちの中央値)を選択し、オンチェーンに保存します。
  3. データフィードが生成・配信される:3分毎に、Berry Dataのスマートコントラクトが最も資金力のあるクエリを選択し、マイナーに解決すべき新しい課題を提供します。
  4. 誤ったデータは異議を唱えられる:Berry DataのガバナンストークンであるBRYを持っている人は、異議申し立て料を支払う事で採掘された値の正当性について異議を唱える事が出来ます。トークン保有者は、その後2日間でデータポイントの有効性について投票します。
ベリーの紛争メカニズム

ベリーの紛争メカニズムは、エコシステムの持続可能性を確保するように設計されています。ベリーの価格データは、いつでも異議を唱えてオフチェーンにすることが出来ます。しかし、いったんオンチェーンに送信されたデータは、時間が経てば経つほど残る可能性が高くなる為、より安全性も上がります。値がオンチェーンに置かれた時に、誰でも5つのマイナーのいずれかが提出したデータに対して、異議を唱えることが出来ます。その際に、各挑戦に対して異議申立料を提出しなければなりません。

チャレンジが提出されると、値を提出した悪意のあるマイナーは投票期間中はロック状態になります。その後2日間、トークンホルダーは採掘された値の有効性について投票することが出来ます。Dispute Center(紛争解決センター)は、2021年の第二クォーターに開設される予定です。

Berry Data(ベリーデータ)を始める前に

まず、Berry DataなどのBSC系のDAppsを利用するには、バイナンスの口座やTrust WalletやMetamaskなどのウォレットが必要です。ほとんどの方は既にバイナンスの口座をお持ちだと思いますが、まだの方はこちらから口座を開設して下さい。以下のページでは、バイナンスの口座開設方法とMetamaskのネットワーク設定について解説しています。まだバイナンスの口座をお持ちでない方や、BSCを初めて利用する方は必ずご覧ください。

ベリーファームでのイールドファーミングのやり方

初月の30日間に限り3倍の報酬が与えられる

2021年3月1日より、Berry Dataの公式サイト上でファームが立ち上がりました。このベリーファームでは、あなたは流動性プロバイダーとしてBRY-BNBプールのシェア率に応じて、0.17%の取引手数料を受取りながらBRYトークンをファーミングする事が出来ます。

この流動性マイニングのトークンの割り当ては、総供給量の15%にあたる1,875,000 BRYになっていますが、そのうちの1,000,000,000 BRYがベフェーズ1として180日間に渡って供給されます。また最初の30日間に限り、通常の3倍の報酬を手に入れる事が出来ます。以下、ファーミングの手順になります。

  1. BRYとBNBを購入し、PancakeSwapでLPトークン(BRY-BNB)を作成
  2. その後Berry Dataの公式サイトへアクセスし、ベリーファームでファーミングを実施

PancakeSwapでのLPトークン(BRY-BNB)の作成方法は、以下の記事を参考にして下さい。

Berry Dataでファーミングを行う手順:BRY-BNBの場合

それでは、実際にファーミングを開始します。まずはBerry Dataの公式サイトにアクセスして下さい。

1.Berry Dataの公式サイトにアクセスして「Farm」をクリック
2.右上に表示されている「Unlock Wallet」をクリック

3.Connect to a walletが表示されたら「Metamask」をクリック
4.MetaMaskが開くので接続したいウォレットを選択して「次へ」をクリック

5.「Connect」をクリックして接続
6.「Stake/Unstake LP」をクリック

7.「Approve」をクリック
8.MetaMaskが開くので「確認」をクリック

9.MAXを押して預けたいLPトークンの量を入力し「Stake」をクリック
10.MetaMaskが開くので適切なガス代を選択して「確認」をクリック

11.LPトークンがStakeされBNYトークンを稼ぎ始めたら完了

その他のBRYマイニングキャンペーン

なお、現在公式サイト以外でも、次の3つのDApps(PancakeSwap、BakerySwap、TENET Farm)でBRYトークンのマイニングを行う事が可能です。

PancakeSwap
BakerySwap
  • Stake $BRY + $BAKE: earn $BAKE
  • Stake $BAKE:earn $BRY

https://bakeryswap.org/#/bakery

TENET Farm
  • Stake $BRY + $BNB:earn $BRY + $TEN

https://bsc.tenet.farm

<情報は随時追加します>

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